ネパールの寺院の目って何?マナーや歴史&観光でのおすすめは?

ネパールの寺院の目って何?マナーや歴史は ネパールの宗教

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ネパールでは、ヒンドゥー教と仏教が2大宗教です。

ですから、寺院もヒンドゥー教と仏教の両方が共存しています。

そのうえ「目」が描いてある寺院もあります。

「目」って何?意味は?ネパールの寺院のマナーや歴史なども含めてお話します。

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ネパールの寺院の目って何?理由は

 

ネパールの仏教寺院には「目」がついています。

建物の四方に「両目」だけが描いてあります。

この「目」を「ブッダ・アイ」と言います。

 

そもそも、ネパールの仏教寺院はチベット仏教です。

そして、多くの宗教がそうであったように、仏教も最初の頃は偶像崇拝を禁じていました。

仏教寺院はストゥーパ(仏塔)といって、ブッダの遺骨を納める墓として造られたもので、

ブッダの座った姿を現したものといわれています。

 

ということは、寺院に描いてある目は「ブッダの目」=「ブッダ・アイ」です。

仏さまはいつでも見ていますよ、という意味です。

建物に「目」があることには日本人には違和感があります。

 

でも、建物自体がブッダを表しているといわれると「目」があることで、

本当に建物がブッダを模していると思えてきます。

 

ネパールの寺院でのマナー

 

ネパールの寺院は、とても神聖な建物です。

他の国々と同様に、宗教寺院は信者の方の心のよりどころです。

ところが、現代の多くの日本人は、基本的なマナーを失念していることが時々あります。

本来は、ラフなスタイルでの寺院の見学は、好ましいものではありません。

 

しかし、旅行先であれば仕方ない部分はあります。

でも、最低限のキチンと感は大切にしてください。

 

例えば、帽子。

男性は寺院の中では帽子をとります

女性はファッションの一部として帽子をかぶりますので、取らなくても差し支えはありません。

 

それから写真撮影。

ついついどこでも写真を撮りたくなりますが、遠慮しましょう

もし写真撮影をするときは、撮影しても良いか確認をとり、フラッシュを使用しないで撮影しましょう。

 

特に建物内部の撮影は、フラッシュを使用すると絵や彫刻の顔料が傷んでしまいます。

ちょっとした気配りを心掛けましょう。

 

また、お参りの方法にもマナーがあります。

ストゥーパ(仏塔)の周りを右回りに歩きます

チベット仏教ですので、マニ車(ぐるま)もありますので、回してください。

マニ車を回した回数だけ、お経を唱えたことになります。

 

また宗教施設ですので、場所によっては立ち入り禁止のこともあります。

女人禁制の場所もあります。

現地のきまりや約束を守りましょう。

そして、少しでも必ずお供えをしましょう。

 

入場料を払っても、それは寺院の維持管理に使われるものです。

素晴らしい出会いに感謝し、旅の安全を願って、気持ちを形にしましょう。

信者以外の見学を受け入れてくれた現地の方々の寛容な心に対して、気持ちよく少しでもお供えしましょう。

 

ネパールの寺院の歴史

 

ネパールの仏教寺院は、とても美しいものです。

最も古い寺院は2。000年前に建てられたと伝えられています。

 

ご存知ですか?

ブッダの生誕地は、ネパールにあります。

ネパール南部のルンビニというところです。

 

ここには、世界各国の仏教寺院が建てられています。

そして、ネパールは地理的にインドとチベットの間にあるので、交易の中心地として古くから栄えてきました。

 

13世紀から栄えたマッラ朝はカトマンズなどの都市や、寺院など独特の文化を育てました。

インドのヒンドゥー教とチベット仏教の両方が共存し、

それぞれの特徴を生かした寺院が建てられ、まさに花開いた歴史があります。

15世紀から18世紀までは、カトマンズ王国として、

ネパール統一後はネパール王国の首都として繁栄したカトマンズ。

 

王国の権威の象徴として、数々の荘厳な寺院も建てられました。

それと同時に、一般の人々の信仰の篤さを感じさせる中小のストゥーパの数々。

ブッダ生誕の地、交易の中心地、ネパールの歴史とともに、独自のネパール文化を昇華させた寺院の歴史があります。

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ネパール観光でオススメの寺院!世界遺産もある?

 

ネパール観光でオススメしたいのは、寺院です。

もちろん他にも多くの観光すべきところはあります。

できればゆっくりと滞在するか、何回でも訪れて欲しいと思っています。

 

もし、あなたにとってカトマンズが初めてなら、ぜひ世界遺産の寺院を観光してください。

カトマンズ近郊だけで7つの世界遺産があります。

 

今回はその中でも必見の寺院をいくつかご紹介します。

ネパール観光の寺院その1:スワヤンブナート(モンキーテンプル)

「スワヤンブナート」はネパール最古の仏教寺院です。

その歴史は、2000年ともいわれています。

カトマンズ中心から少し離れた丘の上に建てられています。石段は400段。

 

その段々を登りきったところに目を奪われる光景が待っています。

参道のあちらこちらに仏塔があり、初めにご紹介した「目」、つまり「ブッダ・アイ」を多く見ることができます。

 

そして、その「ブッダ・アイ」の描かれたストゥーパの周辺には、チャイティヤという仏塔が建てられています。

チャイティヤはネパール独特の装飾的な仏塔です。

ストゥーパはブッダの座った姿を現した塔ですので、その周囲にチャイティヤを配してある光景は、ブッダを崇め敬う心を感じます。

 

また、五色の祈祷旗も目に入ってきます。

青・白・赤・緑・黄の五色にそれぞれ経文が書かれています。

日本の仏教寺院でも、開眼法要など大規模な式典がある時には、建物の軒下を五色の幕で飾ります。

 

日本の場合、青ではなく紫を使います。

初めてこの祈祷旗をスワヤンブナートで見た時、「日本の仏教と同じ色!」と感動しました。

その昔多くの僧侶たちが苦難を乗り越えて、日本に仏教を伝えたんだなぁと実感しました。

ネパールとシルクロードでつながっている、と妙に納得しました。

 

そして、この寺院は別名モンキーテンプルといわれるほどサルが多くいます。

こちらの寺院は、「マニ車」もあります。ぜひ、回してください。

 

ネパール観光の寺院その2:ゴールデン・テンプル

「ゴールデン・テンプル」は、カトマンズに隣接するパタンの街にあります。

この寺院はその名の通り黄金色の建物です。

建物の装飾も見事なもので、色だけでなく造りや装飾もとても手の込んだものです。

毎日多くの参拝客が訪れてとても賑やかなところです。

 

また、パタンの街全てが美しい街です。

このパタンは17世紀ころに栄えたマッラ朝のパタン王国の都がおかれた街です。

古都のイメージにふさわしい華やかさと、マッラ朝の各王国が競いあった当時を思わせる豪華な建物を多く見ることができます。

カトマンズと同様に、王宮広場であるダンバール広場があります。

規模はそれほど大きくはありませんが、その美しさは言葉を失ってしまうほどです。

 

ここには、ヒンドゥー教の寺院もあります。

彫刻の見事さと、仏教寺院とは異なる精緻さを堪能できます。

 

ところが日本人には、ヒンドゥー教と仏教の寺院の違いが、いまいちわかりにくいこともあります。

難しく考えることはありません。

どちらも美しく、現地の方にとっての信仰の対象であり、心安らぐ憩いの場であることを感じてください。

 

ネパール観光の寺院その3:バクタプルの歴史的建造物

バクタプルはカトマンズの東に位置します。

マッラ朝がカトマンズよりも前に都をおきました。

カトマンズやパタン同様に、王宮広場であるダンバール広場もあります。

3つのダンバール広場の中で、最も大規模なものです。

 

いにしえの都らしく車両規制があるので、とても落ち着きのある雰囲気を堪能できます。

この広場には、多くの歴史的建造物が残っています。

思わず見とれてしまうような美しい窓の装飾。

建築や彫刻に興味のない方でも、その美しさにはしばし心を奪われます。

 

そして、ダンバール広場に隣接するようにある古い広場は、「タチュパル・トール」と呼ばれます。

こちらではヒンドゥー教寺院も目にすることができます。

パタンの寺院と同じように装飾が素晴らしく、信仰心の篤さがなせる業に感動します。

人の心は世界中変わることなく、信仰のために持てる力を余すことなくささげて

祈りの気持ちを表現していることを実感します。

 

ネパールの寺院の目とマナー・歴史:まとめ

 

いかがでしたか?

ネパールの寺院についてお話をしてきました。

最初に建物の「目」を見た時は驚いてしまいます。

でも、「ブッダ・アイ」に見守られていることで、心美しく過ごせるのだと思うようになりました。

アジアの国ではタイが信仰とほほ笑みの国として有名ですが、ネパールも負けていないと思います。

シャイな性格なので、宣伝がうまくないだけ。

ネパール人の人懐こい笑顔と親切で素朴な人柄をつくるもとはこの多くの寺院だと実感しています。

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