ネパール旅行に行ったらやっぱり考えるのは、日本に住む家族や友人・職場へのお土産!
ネパール語でお土産は、コセリ(Koseli)と言います。
そんな、日本人に好まれそうなネパールのお土産のうち、とりわけ食べ物にフォーカスしてオススメをご紹介します^^
ネパールのお土産(食べ物)その1:お菓子
ネパールの食べ物のお土産(お菓子):セルロティ Sel roti
セルロティは、ネパールのお米の粉で出来たドーナツです。
お米の粉に水と砂糖、完熟のバナナ、ギーという澄ましバターをいれた生地をドーナツのような丸い形にして揚げたものです。
お米の粉は粗めに挽いてあるので、食感が普通のドーナツとは違いガリガリ、プチプチといったような不思議な食感をしています。
誕生日や結婚式、宗教の行事などのお祝いごとの際に食べられる伝統料理です。
セルロティは、町にある軽食店やドライブインのような休憩地などで売られていますよ。
油で揚げていますが、あっさりとしていて甘味も少ないのでおやつとしてはもちろん、食事にも合います。
出来立てがもちろん美味しいのですが、1週間ほど日持ちするので、お土産にも持っていけますよ。温めて食べたほうが美味しいですね。
ネパールの食べ物のお土産(お菓子):チョコレート
これは残念ながらネパールのチョコレートではなくて、イギリスのチョコレートなのですが、ネパールではなぜかCadbury Dairy Milkというチョコレートが大人気。
私も食べましたが・・・普通に美味しいチョコレートでした。
チョコレートが嫌いな人はほとんどいないと思いますので、日本人へのお土産としても喜ばれるでしょうね。
あ、でも日本のアマゾンや楽天でも売っているみたいですね・・・値段は張りますが。
日本の通販でも売っているんかーい!
でも、ネパールの方が安いです。ネットで見ても、ネパールのオンラインショップだと50gで130ルピー(132円)ですから、日本のアマゾンの200円よりは安いですね。
ネパールのお土産(食べ物)その2:水牛のスクティ(干し肉)
まず最初に、これを挙げざるを得ない。これ!私の大好物です。あまりにも好きすぎて、義父が日本に来る時も「10本持ってきてください!」と頼みました。
水牛のスクティです。スクティとは、干し肉のこと。
こんな感じで、干し肉に唐辛子、油、にんにく、スパイス、塩などが混ざっています。
味はこのままだとしょっぱいので、ご飯のお供にしたり、炒め物やチャーハンに混ぜたり、お酒のお供に食べたり。
スパイスやトウガラシがたくさん入っているので結構辛いですが、私はもう慣れてしまいました。美味しすぎて。
ちなみに、Buff Meat Pickleと書いてあるので、「Pickle?つまり、ピクルス・・・酸っぱいの?」って感じですが、全然酸っぱくありません。辛くてしょっぱいんです。
お値段は、400gで805ルピー(約816円)でした。スーパーで普通に売っていますよ。
日本のスーパー、せめて輸入食材店でも取り扱ってて欲しい・・・私は日本で売っているの見かけたことがないので、もし見かけたら是非教えてください。
白いご飯に乗せて食べると絶品なので、お土産に持っていったら絶対喜ばれるでしょうね。
大きめの瓶なので、一人暮らしの人は消費が大変ですが^^;
ネパールのお土産(食べ物)その3:ドゥルカ・チュルピ(ヤクのチーズ)
こちらは、チュルピ、あるいはドゥルカと呼ばれるヤクの乳から作られているチーズ。*ヤクというのは、ウシ科の毛深い動物です。
チーズといっても、私たちが馴染みある柔らかくて、加熱するとトロ〜と溶けるチーズではなく、カチコチの乾燥チーズ!
口に入れてからしばらくしたら、だんだん柔らかくなってきます。
と言われたものの、いざ食べてみると・・・一向に柔らかくならない!
そして、やっと柔らかくなったと思ったら、味が・・・・感じられない!美味しいか美味しくないか以前に、味が「無」というか、なかったです。(私が味オンチなだけか?)
ネパール人夫いわく、私たちが食べたのはかなり固いチュルピだったので、本来のチュルピはもう少し柔らかいそうです。
ということで、美味しいかはさておき(失礼)、「珍しい食べ物」として、日本へのお土産に買うのは良いかもしれないですね。
値段は、インドのアマゾンだと450g(って、結構な量です)で650インドルピー(1059円)でした。
ちなみにこのヤクチーズ、ヒマラヤチーズとも呼ばれていますが、日本では「犬のおやつ用として」売られています。
まあ確かに、硬いチーズだから犬は好きかもしれないけどさ、これを聞いた時の夫、どれほどショックだったことか・・・・(夫はヤクチーズが大好きです)
ネットでも「ヒマラヤチーズ 人間用」と検索されているみたいですが、
「人間用」というか、ネパールでは普通に人間の食用として食べられているわ!
って感じです(笑)
ネパールのお土産(食べ物)その4:グンドルック Gundruk
グンドルックとは青菜を発酵させ、乾燥をさせたネパール発酵食品です。ネパールで一番消費量が多い漬物です。
青菜の種類はなんでもよく、その時期の青菜を使用します。収穫したものを刻み、壺などに詰めて日当たりがいい土の中に埋めて数日かけて発酵をし、その後天日干しして乾燥したものです。
乳酸菌による発酵で出来ているため、腸内環境を整えてくれます。ですので、老廃物を排出しやすくなり、むくみの改善もしてくれます。
アサンなどの大きなバザールなどでも売っていますが、主にネパールでは現地の田舎で手作りされています。
そのため、現地の人たちは買うというより家族が作るものを食べています。日本で言うお母さんの味ですね。
味付けには唐辛子、こしょう、コリアンダー、にんにく、しょうが、玉ねぎなどが使用されています。他にもいろんなスパイスで味がついています。
このグンドルックの一般的な食べ方はスープにして食べます。玉ねぎやトマトなどと煮込みます。ネパールの家庭料理の一つです。
グンドルックは少し発酵臭があり、日本ではあまりない独特の食材ですが、とても美味しいです。
日本食にも合います。ですので、お土産に持ち帰っても日本人の口に合わないということはないでしょう。
ネパールのお土産(食べ物)その5:ワイワイヌードル Waiwai noodle
ネパールで一番人気があるのが、ワイワイヌードルです。少しスパイシーなインスタント麺です。味の種類はたくさんあります。
パッケージに赤い色のマークがついているものが肉をスープに使っているチキン味のもので、緑色のマークがついているのがベジタリアン向きの野菜味のものになっています。
こちらがオーソドックスなもので、他にもピザ味、バーベキュー味、キムチ味、中華風などあります。
ワイワイヌードルはインスタント麺ですが、麺自体に醤油のような味付けがしてあるので、そのまま食べることもできます。
そうです。お湯を注がずに、バリバリそのまま食べるんです!本当に良いのか?という感じですが、これまたおつまみみたいで美味しいです(笑)
また、カップ麺のようにお皿に麺とスープをいれて、お湯を注いで蓋をするという食べ方でも食べることができます。
値段もとても安く、一袋たったの20円で買うことができます!インスタントですのでもちろん日持ちするため、お土産には最適です。
ネパールのお土産(食べ物)その6:スパイス
ネパール料理といえば、辛い!辛くない料理の方が、珍しいです(笑)
うちのネパール人夫も、料理する時ほぼ必ず何かしらスパイスを入れます。たとえ和食っぽい料理でも、西洋風っぽい料理でも、とりあえずスパイスを入れる。
色々なスパイスの種類の中でもオススメなのが、ミートマサラです(夫曰く)
日本でもメジャーなスパイスは買えるようになりましたが、売っていても小瓶の小さいタイプですよね。
カレールー使わずに、作りたい!スパイスを色々な料理に入れたい!
そんな料理好きの人には、スパイスのお土産は喜ばれることでしょうね。
ネパールのスーパーどこでも買えますよ。
ネパールのお土産(食べ物)その7:紅茶(チャイ)
食べ物というより、飲み物ですが・・・
ネパールといえば、お茶!チャイという言葉は、馴染みがあるのではないでしょうか。日本もよくお茶を飲みますが、ネパールもよく飲みます。
ネパール人にとって、お茶は欠かさないんです。多くの人は毎日3杯は必ずお茶を飲みます。
よく飲まれるのが、上の写真左上にある「Ilam Tea」(イラムティー)に牛乳を入れてミルクティーにする飲み方。ネパールで「お茶」というと、「ミルクティー」のことなんです。
上の画像に写っているネパールのお茶の葉っぱ5袋(+本当はもう1袋ありましたが、飲み終わっちゃいました)計6袋で、1000円くらいしました。
お茶と軽食を提供する小さなカフェや喫茶店は数多く見られますし、お客さんを家に招く時もお茶(ミルクティー)と卵(目玉焼き)でおもてなしをするほど、お茶の習慣が深く浸透しているネパール。
というか、ミルクティーと目玉焼きの組み合わせって、どうなのよ?
これが、合うんだなー
一度試してみたいです(笑)
ネパールのお土産(食べ物)その8:ネパールワイン
ネパールでは、ワインはあまりありません。酒屋でもビールと蒸留酒がメインに置いてあります。
ですが、ネパールでもワインは製造されていて、最近は少し需要が増えてきています。8年ほど前は国内にワインのメーカーが3社しかなかったのに、現在は8社ほどあります。
ネパールのワインは、マカル・ワイン・インダストリーのヒンワというワインがあります。赤と白があり、どちらも酒屋さんで購入すると300円ほどで買うことができます。
赤の原料は、ラズベリーとバーベリーです。白の原料はイエローラズベリーを使用しています。ワインですが、ぶどうが原料ではないのです。
他にも、パイナップルの風味のワインやハニーワインなどもあります。ネパールのワインは、ブドウ以外の風味があるものが多いです。また、甘いのが多いのも特徴の一つです。
ネパールのお土産(食べ物):まとめ
以上、ネパールのお土産のうち、とりわけ食べ物に関するもの一覧でした。
ネパール料理と日本料理は結構違いますが、それでもネパールの食べ物は「美味しい!」と思えるはず。
実際、私もネパールの食べ物のファンになった一人ですから。
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