こんにちは、ネパ(夫)です。
ネパールの冬は寒いとイメージする人が多いですが、実際にはそうではありません。
寒い地域ももちろんありますが、それはヒマラヤ地域なんですね。
ネパールでは、ヒマラヤ地域、丘陵地帯とテライの三つの地域に分けられており、地域によって気温も異なります。
ネパールの首都カトマンズは丘陵地帯で、海抜1330mに位置しています。
なので、ヒマラヤ山脈のように雪が積もっているわけではなく・・・むしろ雪が降ることなんて珍しいくらいで、
冬の最高気温は22度、最低気温は9度になるので、とても快適な季節なんです。
私は冬が大好きで、暖かい服を着て暑いお茶を飲むのが気持ち良いですね。
私はネパールにいた時から雪が好きだったんですが、住んでいたカトマンズでは雪が降らないので、ちょっと物足りない感じがありました^^;
来日して初めて日本の冬と触れ合いました。私が来日したのは2014年、東京の冬はとても寒かったです。
思った以上に寒かった。妻に好きな季節は冬だと言うと、いつもわがままと言われます(笑)私が寒がりからです。
前置きが長くなってしまいましたが、ネパールの冬の観光・旅行スポットを紹介していきますね。
(かなーり長い記事になってしまったので、目次から見て行くことをオススメします・笑)
ネパールの冬の観光・旅行スポット:カリンチョク
カリンチョクは、首都カトマンズから最も近い場所で、美しい山脈の風景が見られるところです。カトマンズからカリンチョクまでの距離は約14kmです。
ここは山の景色だけではなく、雪で遊べる場所でもあります。
カリンチョクは、カトマンズから車で4、5時間かかります。
ネパールではバイクが非常に使われている交通手段であるため、バイク(ロヤルインフェイルド)で行くとしたら7時間かかります。
この時間も、乗るバイクによって異なります。カリンチョクのクリバーザーでは安いホテルやレストランがあるため、結構便利です。
冬のピークの10月、11月と12月はカリンチョクに観光に行く最適な時期です。ネパールのヒマラヤ地域以外に住んでいる人達だとなかなか雪を見ることができませんが、ここカリンチョクでは見れるんです!
雪遊びが好きな人達には、冬のカリンチョク観光をお勧めします。カリンチョクは山と近いため、冬の最適な気温は-7.7度で首都のカトマンズより低く、かなり寒いです。
カリンチョクの頂上からラングタング山、ガネサ山、ガウリサンカル山などの素晴らしい景色を楽しむことができます。
晴れた日には、カトマンズの谷を見ることもできますよ。
カリンチョクは、カリンチョクの頂上にあるカリンチョクバグワティ寺でも有名です。
この寺院は、海抜3842mに位置しています。
この寺院は巡礼者の祈りとお願いの実現のために、カリンチョクバグワティ女神はヒンズー教徒の信者にとって非常に偉大な存在です。
(ネパールはヒンズー教徒の人達が最も多い国です。)
ヒンズー教の女神ドルガは怒ってると、女神カリに姿を変えます。カリンチョクバグワティ女神は、そのカリの化身です。
この寺院は巡礼者の祈りとお願いの実現のために、有名な女神カリンチョクバグワティに属しています。
カリンチョクは、カリンチョクトレック(トレッキング)としても有名です。
このトレッキングでは、様々な民族シェパ、タマング、ブラミンなどが共存していて、様々な文化とカーストの多くの人を見ることができますよ。
このトレッキングは短いですが、安全上の予防措置に関して決して妥協しないでください。安全は第一ですね。
このトレッキングのもう一つのポイントは、真珠(ネパールの国の花)の森や様々な植物と動物が見られることです。
そして、この地域はガウリシャンカの保護地域に位置しています。そこでは、ネパールでの有名なスンコシ川とタマコシ川が生息しています。
この二つの川で流れた水はネパール最大の川、コシ川に達します。
カリンチョクは海抜3450mのにあるため、急性高山病にかかる恐れがあります。英語ではAMS(Acute Mountain Sickness)と呼ばれています。
普通は75%の人達に、3000メートルの標高で急性高山病の軽い症状が出てきます。登山に慣れていない人は、十分気をつけてくださいね。
カリンチョクでは医療施設が存在しないため、チャリコット(カトマンズとカリンチョクの中間地点)で医療の準備をすることが重要になります。ここではチャリコットの主要な医療機関を紹介しておきます。
- Sho-Rolpa Hospital
Charikot, Lamabagar Rd
049-420904 - Gaurishankar hospital
Charikot, Lamabagar Rd
049 – 429130 - District Primary Health Service
Charikot, Lamabagar Rd
049-421125
そしてカリンチョクはヒマラヤの近くにあり冬にはかなり寒いため、ダウンジャケットとハイキングブーツが欠かせないですね。降雪の可能性もあるため手袋、サングラスや余分な衣服も準備するといいですね。
トレッキングを始める前には、天気予報を確認することもお勧めします。
カリンチョクで有名な飲み物は、トゥンバです。トゥンバは、ネパールでホットビールとして知られています。
トゥンバは、醸造されたキビにお湯をかけて飲んで熱燗にして飲む飲み物で、寒い季節に体を素早く温めるのに最適な飲み物です。飲んだ後、体は徐々に暖かくなってきます。
私の友達がトゥンバが大好きで、冬になると飲みに行こうと何回も誘われたことがあります。トゥンバはビールと違って苦くないです。しかし、3回以上お湯をお代わりすると酔い始めますので注意してください(笑)
冬の寒い日にはぴったり良い飲み物ですね笑。
カリンチョクの有名なお菓子は、チュルピとドゥルカです。
これは主にヒマラヤ地域に消費されるヤクのミルクから作られた硬化なチーズです。とても美味しいです。
ガムみたいに、1個食べるのには30分から1時間ぐらいかかります。
私の父が初めて来日した時、ネパールからドゥルカを持ってきてくれました。私が好きですぐ食べましたが妻が全然食べれなかったです。
日本ではこんな硬いお菓子、見たことないです。多分その理由で妻が食べれなかったかもしれません。
硬くてどんなに口に入れてても、噛めないんですけど〜!
結果、まだ冷蔵庫に残っています笑
ネパールの冬の観光・旅行スポット:イラム
イラムは、ネパールのマハバラタ範囲として知られている丘陵地域にあります。
北のパンツタル、南のザパ東の西ベンガル(インド)西のモラングとダンクタ地域に隣接しています。
イラムの地域は、海抜1400mから3636mです。
4つの主要な川(ゾグマイ、プワマイ、マイ、デアウマイ)のためにネパール語でチャルコラ(4河川の地域)と呼ばれています。ネパール語でチャルは四つの意味で、コラは川の意味です。
イラムは文化的多様性、自然の景観、繁栄している現金作物分もんの面でネパールで、最も豊かな地域の1つです。
ジャガイモ、カルダモン、ジンジャー、お茶、牧草が主要な作物です。
訪問者、植物学及び人類学研究のためにもイラムへ行きます。
イラムに住んでいる主な民族は、主にブラミンとチェトリです。
それ以外にもライ、セルパ、グルングなどの民族が一緒に住んでいます。
イラムは、茶園で有名な場所でもあります。
イラム茶はとても人気で、普通のお茶に比べて比較的美味しい味のお茶です。
イラムは、カトマンズのような忙しい都市から離れた小さな丘の町です。緻密な自然の森があり、独特な文化が存在します。
冬の最適な平均気温は、8.8 度です。
イラムで有名な場所を紹介していますね。
イラムのフィッカルバザールは、地元のネパール人の日常生活を体験するのに最も活気のある場所として、際立っています。
ショップや小売市場の停滞に悩まされている主要なビジネスセンターであるところです。
そして写真を撮ることが好きでしたら、マイポカリに行くことをお勧めします。
イラムのマイポカリの輝く湖に向かうことは、自然愛好家カメラで驚くほど魅力的な写真を撮ることができます。
それからイラムのサンダクプルというところでは、ネパールの国鳥ダンフェを見ることができます。
それだけではなく、希少な野生動物が圧倒的に存在しているため、サンダクプルの森を歩くことが楽しく感じられること間違いなしです。
ネパールの冬の観光・旅行スポット:ポカラ
ポカラは、ネパールで最も綺麗で美しい町です。ネパールの人気NO.1の観光スポットで、ヒマラヤの鏡とも呼ばれています。
レイクサイドポカラは、忙しい一生を過ごした後気分を晴らすために最適な場所です。私もポカラに何回も行ったことがあります。
ネパール人からしても、びっくりするほど綺麗な町です。▼カトマンズからポカラまでの道
私が生まれ育ったネパールの首都カトマンズでは、4年前インフラの開発のため、道路などを広げていました。
そのため、汚染で町の中を歩くのにもマスクが必要でした。
ポカラとは全く違うんですね。
それから、カトマンズの物価はポカラより高いため(とはいえ、日本よりは安いけど)、普通のネパール人もホテルには泊まらないです。
しかし、ポカラでの宿泊費は非常に安い!
普通のwifi付きのホテルの宿泊費はなんと、1000円から1500円です!
せ、1000円?!ランチかい
って、日本では考えられない料金ですよね(笑)
ちなみに、私がポカラに行った時のホテルの写真▼
近くのレストランも、良い感じでした▼
そこでの朝食▼
朝から卵二つで豪華!笑
左の白いものはチーズ、下のドロドロしたものは何か・・・忘れました(汗)
ポカラの壮大な景色、冒険活動と食べ物の豊富な選択は皆さんも引き付けられるでしょう。
ポカラでは個々の旅行者だけではなく、子供連れの家族のためのエンターテインメントもたくさん提供しています。
ハイキング、トレッキング、ペワ湖でのボート体験、ポニーライド、パラグライディングする場所としても有名なんです。
また、朝ホテルの窓から近くのアンナプルナ山脈を背景に、市内の近くの湖で見ながらリラクスすることができます。
その景色は、言葉で表現できないぐらい美しいです。つまり、自然の美しさに触れ合うことができます。
ポカラは、ネパールで新婚旅行に快適な場所として有名です。私も結婚してから、ネパールに帰っていません。悲しい話ですが、現在忙し過ぎて新婚旅行にもまだ行っていません。
来年の夏には、家族を連れて行きたいと思っています。そして新婚ではないですが、ポカラでハネムーン旅行として行くことが決定しています笑。
ポカラでの最低気温は、3度です。
ポカラで大人気のスポットを紹介しますね。
サランコート
サランコートは、観光客がポカラ渓谷の素晴らしい景色とアンナプルナの眺めを見ることは宗教上の経験です。
サランコートは、ポカラレイクサイドからわずか5kmのところにあります。ポカラからサランコートまで、45分かかります。そして、そこから45分歩いたらメンビュにつきます。
サランコートでは、パラグライディングをすることもできます。冒険好きな人たちにとっては、ネパールでのパラグライディングは素晴らしい経験になること間違いなしです!
パラグライディングには、三つのパターンがあります。
タンデムフライト
タンデムフライトとは、パイロットと一緒に飛行することです。
このフライトでは、パイロットと乗客どちらもお互いに別々のハーネスと翼が取り付けられています。ハーネスは、パラグライダーの快適性と安全のために作られているものです。
クラウドバスター
クラウドバスターは、昼間の飛行です。
ここでは、ワシとハゲワシと一緒のフライトになります。動物好きな人にお勧めです。
クロスカントリー
クロスカントリーは一時間のフライトで、ポカラの谷から別の谷まで飛行するフライトのことです。
飛行の高度は、2500mから3400mです。
私が高校生の時に、学校からのトリップでサランコートに行ったことがあります。朝5時に起きて、友達と一緒に日の出を見ました。
非常に綺麗な景色でした。その景色は今だに心に残っています。
フェワタル(ぺワタル)=フェワ湖(ペワ湖)
タルは、ネパール語で湖のことです。ペワ湖はポカラの旅行者の中心であり、ネパールで2番目に大きな湖であります。
ペワ湖は森林で密集しており、多数な鳥類が生息しています。緑で豊かなラニバン英語ではQueens Forestと呼ばれており、湖のエメラルドの色合いが自慢です。
晴れた日には、アンアプルナ山全体が水面に映ります。とても素敵な景色です。
このアンアプルナ山がペワ湖に映った写真が、ネパールの小学校の教科書には必ず載っています。
ペワ湖はネパールの湖の中で、中心に寺院がある唯一の湖で、ヒンドゥー教の最も有名な寺院、バラヒ寺院があります。
バラヒは、女神ドゥルガの化身です。
レイクサイドでは、明るく塗装されたボートがレンタルで利用できます。とても安いです。
ボートは、ネパール語でドゥンガと言います。このボートを利用して、バラヒ寺院まで気軽に行けます。
ボートに乗る前に、乗客の安全のために無料でライフジャケットが借りられます。そう、それくらいこの湖は深いのです・・・
寺院がある島では、お土産やバラヒ神様にお祈りするための花が売られています。そして、寺院の周辺には大きな魚が見れます。▼お土産場所
私もポカラに行った時には、必ずバラヒ神様にお祈りをします。土曜日は、非常に混んでいます。これが行列の写真ですが、これなんてまだまだですね・・・
ワールドピースパゴダ
ワールドピースパゴダは、ネパール語でサンティーストゥパと言います。
サンティは平和の意味を表します。そして、パゴダは仏教でお寺の意味を表します。
ワールドピースパゴダは日本の日本妙法寺団体、仏教の修道女から建設された寺院です。▼写真の上側に、日本語でありますよね!
SILENCE!と書いてあるのがちょっと面白い・・・
ワールドピースパゴダは、海抜1100mのところに作られているため、そこからの景色は口が開いてしまうぐらい美しいです。笑
この壮大な景色・・・写真では伝わりきらないので、ぜひポカラへ観光にどうぞ!自分の目で確かめてみてください!
ネパールの冬の観光・旅行スポット:ナガルコート
ナガルコートは、海抜約2300mの高度でカトマンズ谷の北東部の頂上に位置しています。
ホテルのバルコニーから、ヒマラヤの眺めを楽しめる一番の場所として評判を得てます。
ナガルコートは、ダウラギリ山から西部のカンチャンジャンガ山まで伸びる付近を見るのに最高の場所です。
天気が良ければ、朝は最高の日の出と日没を楽しむことができます。
静かな場所を探している観光客には、ナガルコートはリフレッシュができる最適な場所です。
ナガルコートは、ピクニックスポットとしても有名な場所です。
私が小学生の時に、学校からピクニックのためにナガルコートに行ったことがあります。
とても静かなところで、海外からの観光客が多いです。
私は、ナガルコートでの出来事を一生忘れられません・・・それは、ブランコから落ちたことです。
皆でピクニックをしていましたが、私は友達とブランコをしていました。その友達がとても上手で、高いところまでスウィングしていました。
しかし、途中で酔ってしまって落ちてしまったのです。頭を地面に打ち付けましたが、幸いにも無事でした。・・・という、苦い思い出があります。
ナガルコートの最低気温は1.7度です。
ネパールの冬の観光・旅行スポット:バンディプルゴルカ
ゴルカとバンディプルは、短期旅行の最善の目的地の一つです。
ネパールで最も魅力的な町の一つ、バンディプルはネワール文化の生きた博物館です。
ネパールでは、120種類の言語も存在し、様々な文化があります。ネワールはその中でも最も歴史がある民族のひとつであります。
民族によって、言語と文化も異なります。ネワール民族だとネワール語になります。
私もネワールで、最も多くお祭りをお祝いする民族です。言われてみれば、週に一回ぐらいはなんだかんだお祭りがあったりします^^;
カトマンズでは、ネワールやチェトリとブラミン民族の人が多く住んでいます。
バンディプルは高遺な尾根に恵まれ、昔ながらの家の列が並ぶ並ぶメインストリートです。
バンディプルとゴルカの冬の最低気温は、6.8度です。
ネパールでバイクがよく交通手段として使われているため、私もバイクでバンディプルに行ったことがあります。
とても静かな場所で、料理がとても美味しかったことを覚えています。
18世紀の魅力的な建築物、歩行者ゾーン、屋外ダイニングでカフェやロッジとしてリフォームされた建物は、ヨーロッパの雰囲気を感じさせます。
その後は、古い歴史博物館や寺院を観察するにも最適な場所であるゴルカに向かうことをお勧めします。
ゴルカは、1769年にネパール内のライバル王国統一したプリティビナラヤンサハの発祥の地です。
その前まではネパール内の王国の中で戦争がありました。
プリティビナラヤンサハがネパールを庭と比較していました。
庭ではたくさんの花があっても、皆が静かにひとつひとつで自分の美しさを世の中に普及している。
それと同じように、ネパールでも多数の民族が存在しても、ひとつの国として皆で協力しようということが未だに学校の教科書で書かれています。
なんだか日本で有名なあの歌「世界に一つだけの花」みたいですね。
ネパールの冬の観光・旅行スポット:まとめ
以上、冬のネパール観光・旅行にオススメの場所5選でした。色々書いていたらこんなに長くなってしまいました・・・ここまで読んでくれたあなた、ありがとうございます!
ネパールの冬、カトマンズはそこまで寒くありませんが、上記でご紹介したような箇所では、寒いところもありますね!
そんな寒さ抜きにしても、ぜひ行って欲しいと思える場所ばかりです。まあ、正直冬に限らず、これらは、どの季節もオススメの場所です(笑)
ネパールへの航空券・ホテルを予約するなら(同時購入でお得になります!)エアトリをオススメします。
ただ、残念なことにこのエアトリではネパールへのツアーは扱っていなくて・・・ツアーを予約するなら、近畿日本ツーリスト 海外ツアーが良いですよ。
ぜひ、冬のネパール観光を楽しんでください^^
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