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ヒンドゥー教の神の使いは牛?日本との関係が気になる!

ヒンドゥー教の神の使いは牛?日本との関係は? ネパールの宗教
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ネパールでは、支配者がヒンドゥー教を国教とした時期がありました。

ですから、今でも最も多いのはヒンドゥー教徒です。

ところで、牛はヒンドゥー教では聖なるものとされるのはなぜでしょうか?

ヒンドゥー教の神様と日本との関係は?ヒンドゥー教徒の神様との習慣は?など楽しくご紹介します。

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ヒンドゥー教の神様の数

 

ヒンドゥー教の神様の数は、とてもたくさんです。

八百万の神々と日本では表現しますが、

ヒンドゥー教の神様の数も数え切れないほどたくさんです。

 

元来、ヒンドゥー教はバラモン教から聖典やカースト制度を引き継いで、

土着の神様や崇拝形式を吸収してきました。

どちらかといえば、インドの伝統的な民族宗教といえます。

経典もありませんし、キリスト教のキリストのような始祖もいません。

 

もともと、神話は国を統一した歴史を物語っています。

インドが勢力を広げる中で、多くの民族の神様や崇拝形式を

吸収していったことと重なる部分は多いといえます。

 

例えば釈迦はヒンドゥー教のヴィシュヌ神の10の化身の中の9番目の姿とされています。

釈迦は釈迦ではなく、ヴィシュヌ神の仮の姿であるとヒンドゥー教は考えています。

穿った見方をすると、仏教もヒンドゥー教の中に組み込んだ、上から目線を感じます。

(あくまで個人の感想です。)

 

ヒンドゥー教の神様の3大神

ヒンドゥー教の神様は3人の中心となる神様があります。

ブラフマー神・ヴィシュヌ神・シヴァ神の3人です。

  1. ブラフマー神は宇宙や世界に実存を与える神様
  2. ヴィシュヌ神は世界を維持し、平安を司る神様
  3. シヴァ神は宇宙、世界を創造し、破壊を司る神様

 

この3人の神様が一つになって、ヒンドゥー教の世界観を創り上げています。

ブラフマー神が世界を創造し、ヴィシュヌ神が繁栄させ維持し、

その世界が間違った方向に進むとシヴァ神が破壊します。

ところが、残念なことにブラフマー神は人気がありません^^;

現在では、ヴィシュヌ神とシヴァ神が2大神として多くの信者がいます。

 

ヒンドゥー教の神様の使いは牛?

 

ヒンドゥー教で大切にされている動物といえば「牛」

このことは、何となくご存知の方も多いと思います。

実は、ヒンドゥー教の神様の研究者によると

牛が崇拝の対象になっている理由はよくわからないそうです。

ただ、シヴァ神が牛に乗っているので、いつもシヴァ神とセットになっていました。

 

でも、インドやネパールの人たちにとって、牛は農耕に役立つだけでなく、

牛乳は大切な飲み物であり、乾燥させた牛糞は貴重な燃料です。

ですから、牛は人々にとって大切な財産であったことに変わりはありません。

 

でも、同じ牛でも水牛は信仰の対象ではありません。

ヒンドゥー教徒はもちろん牛肉は食べませんが、水牛は平気で食べます^^;

水牛、めちゃめちゃ美味しいんですよ〜

こちらでもご紹介しています↓

ネパールの水牛:スクティ

 

もしかして、牛にもカースト制度があるのかもしれません。

(あくまで個人の見解です。)

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ヒンドゥー教の神様と日本との関係

 

ヒンドゥー教の神様は、日本にも縁が深いものがあります。

七福神の大黒天と弁財天、毘沙門天はヒンドゥー教の神様です。

大黒天はシヴァ神、弁財天はブラフマー神の妃サラスヴァティー、

毘沙門天は財宝の神クベーラです。

 

お気づきの方もあると思いますが、神様の名前の最後に「天」がつく共通点があります。

代表的なものは「四天王」

中国では仏教の守護神に姿をかえ、

毘沙門天は最強の力を持つリーダー多聞天とされています。

 

ちなみに東は持国天、南は増長天、西は広目天が守護しています。

中国経由で日本に入ってきているので、ちょっと複雑です。

他にもヒンドゥー教の神様で富と幸運の女神ラクシュミーは吉祥天

彼女はヴィシュヌ神の妃です。

 

ブラフマー神は梵天、インドラは雷神で日本では帝釈天になっています。

日本では有名なゾウの顔をしたガネーシャは、

シヴァ神の子で日本では聖天とされています。

 

日本の神様で牛に乗っているのはあの有名人!

ヒンドゥー教のシヴァ神は牛に乗っていますが、日本でも牛に乗った神様がいます。

実際に乗っているわけではありませんが、絵姿になると牛に乗っています。

その神様は「天神様」の菅原道真公です。

学問の神様として、お世話になった方も多いと思います。

 

天神様には、「牛のり天神」といわれる絵の構図があります。

梅の花の下を牛の上でシャクを持ったまま乗っている天神様を描いたものです。

言い換えると、梅の花と牛と一緒に居る絵の男性は、天神様です。

天神様といえば「梅」ですが、このように牛もセットになっています。

日本全国に天神様をまつった天満宮がありますが、牛をまつったところも多くあります。

日本でも、牛は農耕に欠かせないものでした。

そして、天満宮のお神酒が境内の梅で作られた梅酒のところもあります。

 

ヒンドゥー教徒の神様との習慣

 

ヒンドゥー教徒の朝は、お寺にお参りすることです。

ネパールでは光の祭典「ティハール」以外の夜は早く休み、朝は早起きです。

朝ごはんの前に、お寺にお参りします。

 

そして、何か願い事がかなうと、生贄を捧げます。

山羊や水牛、羊、ニワトリを捧げます。

動物を捧げるのではなく、頭を落として、血をお供えします。

「神様には血をお供えする」のです。

頭はお寺に寄付して、他は持ち帰って家族で食べます。

 

その他、子どもが病気になった時は、「ハト」をお供えします。

お供えした後、寺院に放ちます。

そして、ネパールの寺院には色々な像を見ることができます。

神様の像に混じって、亡くなったネパール国王夫婦の像を見ることもあります。

 

ネパールは、お墓を作りません。

作りませんが、寺院の近くに像を立てることで、なくなった国王夫婦を供養します。

天国へ行けるように寺院からはトーランと呼ばれる天国への道が下がっています。

 

ヒンドゥー教の神の使いは牛?日本との関係:まとめ

 

天地創造の神であるブラフマー神は、とても素晴らしい神様だけど御利益がわかりにくいので人気がないです。

一方、ヴィシュヌ神を敬う人にとって、シヴァ神はその次に敬うべき神と位置付けています。

他方、シヴァ神を大好きな人にとっては、ヴィシュヌ神も大切な神様です。

ですから、ヒンドゥー教では宗教が原因の戦争は起こらないといわれています。

 

ネパール 宗教の特徴や割合は?クマリやカーストとの関係も!

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