こんにちは、ジャパ(妻)です^^
違う国について知る時、その国の料理を知るのは楽しいですよね!
その国に旅行するときはもちろん、日本でその国の飲食店に行きたい時もです。
今回は、ネパール料理の中でも代表的で有名なもの・特に美味しい料理についてご紹介します^^
ネパール料理とは
ネパール料理といえば、インドの近くだからカレー?て思うかもしれませんが、カレーだけじゃありません!(キッパリ)
確かに色々な種類のスパイスをたくさん使うので、辛いことは辛いです。
辛くないネパール料理の方が珍しい(笑)
でも、カレーだけじゃなくて他にもたくさん代表的で有名なネパール料理がありますので、ご紹介しますね。
ネパール料理で代表的・有名なのは
モモ
ネパール料理で代表的で一番有名な食べ物と言ったら、やっぱりこれ!モモです。
モモっていうのは、果物じゃなくて(当たり前だ)ネパールの餃子です。
まさに私たちが餃子として慣れ親しんでいるあの形のモモもありますし、典型的なモモは肉まんのように、丸い形のモモですね。
こんな感じで、蒸したモモが一番代表的ですが、
このように揚げたモモもあります。
この画像にあるように、タレに浸けて食べるんです。
このタレが、お店や作る人によって味が変わるので、モモ自体もそうですが、このタレが味を決める上で大事なポイントです。
タレはやっぱり、辛いことが多いです^^;
あとは、スープモモと言って、スープにモモが入っていることもありますね。水餃子のような感じです。
どのモモにも共通して言えることですが、中にはスープが入っているので一口でガブッと食べちゃった方が良いですよ!
ただし、出来立ては超アツアツなので口内で火傷しないようにご注意を!
(タカリ)ダルバート
ダルとは豆のこと、バートはお米のことです。
このダルバートというのは、日本で言う「お米とおかず、お味噌汁」と同じくらい定番というか、「ザ・ネパール料理の定食」というものです。
ダルスープにご飯(日本のモチモチしたお米ではなく、細長いインディカ米なので、パサパサしています)の定食。
ステンレスでできた丸いお皿の中心にご飯、その周りにダルスープ、そしてその他にも色々なおかずが並びます。こんな感じ▼
こちらは、新大久保の「アーガン」と言うネパール料理のお店でいただいたタカリダルバートセットです。
右二つは、ダルカレーともう一つ違う種類のカレーですね。(すみません…何カレーか忘れました)
このダルスープがネパール料理としては珍しく(笑)辛くなく、優しい味わいなので風邪の時に飲みたくなりますね。
実際、夫曰くダルと言うのは体に良く、私や息子が風邪を引いた時には必ずダルスープを作ってくれます。
ダルっていうのは豆全般のことですが、私たちが時々行く新大久保のネパール食材店では、ミックスダルとしてこんな風に売っています。
カラフルでしょ?(笑)
文字が小さいですが、原材料名として「マスール、チャナ、ムーング、グラム」と書かれていますね。
- マスール:ヒラ豆(レンズ豆)
- チャナ:ひよこ豆の挽き割り
- ムーング(ムング):緑豆
- グラム:毛蔓小豆(ケツルアズキ)
のことです。
もちろん、先ほどの写真にあったようにダルはスープだけでなく、カレーに入れることもありますよ。
普通に炒め物や煮物に入れても良いですし^^
ダルバートには、ダルバートの他にもタルカリ(茹でた・炒めた野菜のおかず)やアツァールという漬物が付いていることもありますが、
最低でもダルとバートが入っていることから、ダルバートと呼ばれています。
じゃあ()で書いた「タカリ」というのは何かと言うと、タカリ族と言う民族のことです。
タカリ族は料理が美味しいことで有名なので、そのタカリのダルバートがとりわけ有名なんだだそうです。
アツァール(アチャール)
先ほどもちょろっとご紹介したアツァール。漬物のことです。
こちらの画像で言う、左の赤いものです。
「これ、アツァール?!ソースじゃないの?!」て思うじゃないですか。私も思いました(笑)
でも、トマトのアツァールなんだそうです。ゴルベラコアツァールって言います。
とりわけしょっぱくはなかったですけどね。うん。しょっぱくはなかった。
でも、めちゃくちゃ辛かった。このタカリダルバートの中で、一番辛い一品でした。ただの漬物だって、なめちゃああかん。
アツァールは、その他にも大根のアツァール(ムラコアツァール;上の写真のトマトのアツァールの奥にあります)やパクチーのアツァール(ダニアコアツァール)が有名です。
タルカリ
タルカリというのは、茹でた・炒めた野菜全般のことを言います。
上の画像でいうと、見づらいですが奥にある小松菜炒めとジャガイモの炒め物が、タルカリです。
こう見ると、ダルバートセットは品数多いですしヘルシーですよね!
ネパール料理で特に美味しいのは(主観です)
上記でご紹介した料理はもちろんどれも美味しいのですが、
ネパール料理の中でも「代表的」「有名」とまではいかないけど、めちゃくちゃ美味しくてぜひ食べて欲しい料理もあるので、それらをご紹介します。
(完全に主観ですが、日本人なので日本人の好みにあった料理を厳選している。つもりです)
パニプリ
こちらも、新大久保「アーガン」のパニプリ。これ、名前からして可愛いですよね。味もそうですが、名前が好きな料理です(笑)
パニプリっていうのは、ネパールで人気のスナックです。いかにもポイポイ気軽に口に入れちゃいそうな食べ物ですよね。
見た目からはどんな料理かよくわかりませんが、揚げたボールの中にマッシュしたじゃがいもが入っているんです!
じゃがいも以外にも玉ねぎなど野菜を入れることもあるみたいですが、私が食べたパニプリはジャガイモとグリーンピースオンリーでした。
そして、真ん中にあるのがスープです。パニプリの「パニ」は水という意味ですが、このスープのことですね。
この揚げたボールの上は穴が空いているので、この中にスープを入れるようにスープの中に浸します。
で、口の中に入れてビックリ!このスープ、酸っぱいんです。
サクサク揚げたボールとマッシュポテト、そして酸っぱいスープ!
もうね、私のような酸っぱい物好きにはたまりません。
しかもこの一口サイズでしょ?いくらでもポイポイ口に放り込んじゃって、もう止まりません!ああああ、美味しかったなあ、また食べたいなあ。
バラ(ウォー)
お次は、バラ。ネワール語だと、ウォー。こちらも、新大久保の「アーガン」から。(どんだけ好きなんだよ)
全体像を撮るのを忘れてしまいました・・・(すみません)が、実際は丸いです。
上の写真は、そのバラを切り分けて、スープをかけたもの。
バラというのは、ネパールのパンケーキと言われますが、パンケーキみたいに甘くありません!
これ、小麦粉でできていると思うじゃないですか。
それが、豆でできているんですよ。小麦粉一切入っていません。
豆と水をすり潰してできたもの。あとは、ちょっと塩やスパイスが入っているだけ。
粉なしで、こんなパンケーキみたいなものができるって、すごくないですか!
上の写真のバラは、肉バラなので肉が入っています。めちゃくちゃ美味しかったです。
バラと似ているのが、チャタマリという料理ですが、こちらは米粉でできています。
にしても、モモといい、パニプリといい、このバラといい。スープやタレにつけて食べる料理が多いなあ。
スクティ
スクティというのは、干したお肉のこと。
んで、私の大大大大好きなスクティがこちら。
Buff meat、つまり水牛です!牛肉は見かけることがないネパール、水牛は食べても良いんです!(謎)
中身はこんな感じ。
もうね、これ美味しいというか激ウマです。
水牛の干し肉にスパイス、油、唐辛子、にんにく(画像の白いの)などが混ざっています。
ちょっとしょっぱいですが、ご飯のお供に最高。また、私は飲まないですが、夫はお酒のおつまみに必ず食べます。
これ、本当にめちゃめちゃ美味しいので、ネパールに行ったら是非食べてみてください。日本のネパール食材店で見かけないのが残念・・・
(もし日本でも売っていたら、ぜひ教えてください)
代表的で有名なネパール料理:まとめ
ネパール料理で代表的で有名なものといえばモモやダルバート、その他にパニプリやバラも美味しいですが、結論。
ネパール料理はどれも美味しい!笑
あ、もちろんカレーも美味しいですし、今回ご紹介した以外にも美味しいネパール料理はたーくさんあります。
最近は東京もネパール料理店が増えてきましたし(ほんと、新大久保だけでなく、東京各地にたくさんあります!)ぜひネパール料理をお近くのお店で、そしてネパールでお楽しみください♪
コメント
ネパール人です。日本の中学生に通ってます。笑
スクティとパニプリはほんま美味しいでよね!うちも、大大大大好物です笑笑
自分の国のことを書かれてるのなんか嬉しいです。(照)
あっしー様
コメントありがとうございます!
ネパールの方に読んでもらえて、嬉しいです^^
パニプリは私の大好物です!あの味が忘れられません。
スクティは、うちのネパール人夫の大好物です(笑)