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ネパールと日本との違い!習慣や時間の感覚・性格などが異なる?

ネパールと日本との違い!習慣や時間の感覚・性格などが異なる? 日本とネパール
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アジアの国々の中で、ネパールと日本は比較的似ているといわれています。

遠慮深くて、助け合いの精神が根付いていると評価されています。

でも、高い山に囲まれたネパールと海に囲まれた日本には異なるところもあります。

そんなネパールと日本の違いについて、習慣や時間の感覚などの観点からご紹介します。

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ネパールと日本との違いは?

 

ネパールと日本、最大の違いは、ネパールは多民族国家であることです。

50くらいの民族がひとつの国として暮らしています。

山々に囲まれていますが、多くの文化や人を受け入れてきました。

そして長い歴史の中で、雄大な自然だけで水も十分になく、

資源もなく、作物も育ちにくい土地を離れていく人も多くいました。

助け合いの精神が育まれたのは、そんな土地柄と歴史があります。

今の暮らしでも良いとする人々が、残りネパールを形作ったとされています。

 

一方、日本は諸外国と比べると、民族は非常に少ない国です。

多くを話さなくてもお互いを察することで、コミュニケーションが成り立っていました。

「暗黙の了解」も多く、外国の人から見ると、「不思議の国、日本」と映ります。

 

ネパールと日本との違い:習慣

ネパールでは、「他人が口をつけたものは穢れている」という考えがあります。

ですから、同じコップで回し飲みをすることはありません。

ところが、田舎のレストランでは水差しだけがテーブルに置いてあります。

コップはありません。

水を飲みたい人は、水差しから直接水を飲みます。

ただし口をつけずに流し込みます。

 

日本人から見ると、水差しと口の距離がかなり近いので、「いいの?アリ?」と思います。

でも、「口をつけていないから、水差しは穢れていない」ことになります。

水が貴重なネパールならではの光景ですが、日本人は違和感を覚えます。

 

ネパールと日本との違い:時間の感覚の違い

ネパールでは、時間通りに物事は進みません

日本の都会生活に慣れた人から見ると、日本の田舎ものんびりしていますが、ネパールはそれ以上です。

ネパールに限らず、アジアの国々では、ビジネスが成立しないほど時間を気にしない気質を持ったところも多くあります。

 

日本ほど、暮らしやすい環境ではないこともありますが、ネパールでは想定外は想定内です。

「時間を気にしなければ、こんなに気持ちが楽なのか」とカルチャーショックを受けるほどです。

でも、困ることも多いですよね。

約束の時間が成立しないわけですから。

 

ネパールと日本との違い:交通マナー

ネパールでは時間の感覚があまりないので、交通マナーもほぼありません

歩行者はマイペースで、自分の歩きたいところを歩きたいように歩いています。

例えば、歩道があっても車道を歩いたり、横に複数人で並んで歩いたりしています。

自動車のクラクションを鳴らされても、マイペースで気にしません。

 

日本とは比較できないほど自動車は少ないのですが、それでも朝夕の通勤時間帯は混雑します。

大型バスが通ることもあり、ごちゃごちゃとした光景を目にします。

でも、マイペース、マイペース。

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ネパールと日本との違い:献身的なシェルパたち

遠慮深い所が似ているといわれるネパール人と日本人ですが、日本人の控えめなところは、ネパールでは通じません。

ネパール人にとって必要なことは、相手にはっきり伝えることです。

ネパールといえば、ヒマラヤ山脈を想像される方も多いと思います。

彼らはシェルパとして、ガイドをしながら外国人と接しています。

(厳密に言えば、シェルパはカーストの名前です。

ガイドが皆シェルパというわけではありませんが、シェルパはヒマラヤに住んでいることが多く、彼らは方向や地理に詳しいです。

なので、必然的にヒマラヤのガイドをしている人の多くはシェルパであることが多いのです。)

 

登山家の野口健さんは、彼らのことをとても大切にしています。

外国人観光客相手でも、とても献身的な方が多いからです。

言葉をかき集めて、話しかけると、それ以上に単語の羅列であっても伝えようとしてくれます。

随分長い間、外国人観光客を受け入れてきたので、英語も通じます。

そして、自分の都合より、相手の都合に合わせようとするシェルパたちも多いといいます。

 

ネパールと日本との違い:人の性格

ネパール人の人懐こく、ちょっと押しが強い所は日本人との違いです。

今日初めて出会って、一緒に作業をしている最中に「収入どれくらい?」ときいてきます。

日本では、初対面に近い人に年収をきくことはないですよね。

ちょっと日本人からは面喰ってしまうほどズカズカきいてきます。

答える時に大切なことは、ちょっと気の利いた返事。

まともに答えなくても彼らは納得するのです。

 

逆に、質問攻めにあうことを嫌います。

特に細かく理屈っぽい話は、逃げてしまいます。

ですから、答える方もきちんとしたことより、アバウトな話でいいのです。

そして、質問攻めに疲れたときには、断ればいいのです。

距離を置くと、察してくれます。

踏み込み過ぎない所はネパール人が愛されるポイントかもしれません。

 

ネパールと日本との違い:おもてなし

ネパール人は親しくなると、食事に誘って、家族全員で歓待してくれます。

これがネパール流のおもてなしです。

日本では、自宅に招いたお客さんを家族全員でもてなすことは、最近では少ないですよね。

でも、ネパール人は、ご馳走をつくってお客さんに振る舞うのが大好きです。

意外な感想を持たれるかもしれませんが、ネパール人の多くは鶏をさばくことができます。

彼らにとっての必要不可欠なスキルの一つです。

 

そして、多くの場面で本当に家族同然の扱いをしてくれます。

家を借りると、大家さんは我が子同然に、あれこれと親切に世話をしてくれます。

「助け合いの精神」というよりは、「助けることができる方が助ける精神」を感じます。

日本から見れば、ネパール人は決して豊かな生活をしていません。

それでも、できることを惜しまない心は、ある意味「おもてなしの心」です。

 

ネパール人から見た日本

 

ネパール人も、日本に多くやってきています。

彼らは、いったい日本をどう感じているのでしょうか。

ネパール人が最も困るのは日本食です。

ネパールでは、料理に砂糖を使いません

インドほどではありませんが、スパイシーな味に慣れているネパール人にとって、日本食は甘くてぼんやりとした味付けです。

 

また、日本のおもてなしには感動することも多いようです。

ネパール人もおもてなし上手ですが、日本のマニュアル化された接客に驚くこともしばしばです。

でも、来日して、自分達の良さにも気付くようです。

東南アジアの国々のホスピタリティほどではないにしても、「笑顔」の良さに自信を持ちます。

ネパール人のおもてなしを日本と東南アジアの中間くらいと評価し始めています。

今後ネパールの発信力を高めれば、もっと世界中に愛され、認められると

日本にいるネパール人は自信を深めています。

 

ネパールと日本との違い:まとめ

 

いかがでしょうか。

ネパールと日本は、思っている以上に似ていることも多くあります。

お話の中に出てきた登山家の野口健さんは、現在も多くのシェルパたちを応援しています。

シェルパの仕事は、命がけです。

他の登山隊に同行して、事故に巻き込まれたシェルパの残された家族の生活を気にかけ続けています。

この他、医療活動のために日本からネパールに行って、1960年代頃から継続して支援を続けている団体もあります。

ネパールと日本。お互いを尊重して、仲良くしていけたらいいなと思います。

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